ダーマトグラフとダーモスコープ

ダーマトグラフ画像出典:三菱鉛筆

 紙のデザインでまだ写真にフィルムを使っていた頃に、必要な筆記具だったのがこのダーマトグラフという色鉛筆+クレヨンみたいなペンです。鉛筆みたいに見えるけど、芯を紙でグルグル巻きにしたもので、芯を出す時は巻紙をめくって行って出す。

 なんで必要だったかというと、写真フィルムを入れた小さなビニールの袋に写真番号などを書くのに使ったのです。水性ペンでは書けないし、油性ペンでは書けるけれど書き直しができないから、このダーマトグラフを使っていたのだと思う。クレヨンのようなものなので、シンナーを付けたティッシュで拭けば綺麗に消せるのです。

 写真がデジタルになって使うことがなくなり、すっかり存在も忘れかけていましたが、この「ダーマトグラフ」という特徴的な名前はぼんやり気になっていました。

 

 そしてなぜか「ホクロが悪性なのかよく見るためのルーペみたいな道具」をダーモスコープ(ダーマスコープという場合もあり)という↓のも知っていて、ふと「ダーマ」「ダーモ」って何?と思ったのです。

ダーモスコープ画像出典:CASIO

 似ているけど関係ないと思っていたが、ちょっと調べてみるとなんと同じ語源であることがわかった!ダーマはギリシャ語でdarma-。意味は「皮膚」だという。ホー!

 ダーモスコープの方はわかりますよ。皮膚を見る道具なのだから。

 でもダーマトグラフの方も元々は皮膚に書けるペンということでこの名前になったどうです。

もともとは、皮膚に書く目的で開発され、医者が手術で切開する場所にマークするなどに使用されていたと思われます〜三菱鉛筆のHPより

 全く思ってもみなかったです。まさか同じ語源だったとは。そしてこんな後々になって知るとは。面白い。

 

 ※以前にもブログでデザイン用品の名前の語源ということで「クロマチック」のことを書きました。これも後に「色(いろんな色)」という意味だと知ったのです。